自動車学校:感想
9月中旬にようやく自動車学校を卒業しました。自動車学校を検討している方々の参考になればと思い、その流れや感想を共有したいと思います。
第2段階
第2段階は、約15の学科教習と、約20の技能教習で、第1段階の2倍の長さです。技能教習は、教員の指導を受けながら実際の東京の路上で行われ、また、特別項目にフォーカスを当てた校内の技能教習も複数あります。
東京の路上は混雑しており、運転における判断を練習する機会を多く与えてくれました。全体的に、第2段階の内容が非常に役に立ったと思っており、おかげで自信が大分ついてきたと感じます。
卒業検定
第2段階を終わらせたら、卒業検定の時間を予約できるようになりました。僕が通っていた自動車学校は、ほぼ毎日卒業検定を行われており、祝日も予約可能でした。
僕を含めた同じ時間に卒業検定を受ける生徒たちが、数台の車と教員が割り当てられ、順番に検定のコースを運転し、運転の正しさや安全性を評価されました。最後に、校内の部分で、縦列駐車か、方向変換のどちらかをさせられ、評価されました。
最後の最後で、校内の対向車線に入ってしまい、しくじったんですが、採点の範囲外と言われ、奇跡的に合格しました。日本特有の細かさか、教員が優しかっただけなのか、もしくは運が良かっただけなのか、分かりません。
試験が終わってすぐ、試験の結果が発表されました。が、卒業証明書をもらうのが数時間後でした。学校に足を運ぶのはそれが最後になりました。
まとめてみると、検定自体が朝ので午前11時から12時の間に終わり、卒業証明書は午後2時にもらいました。
学科試験
卒業証明書が手に入りましたが、運転免許を取得するにはまだ手続きが残っていました。日本では、政府に指定された自動車学校を卒業しても、警察庁の試験所での技能試験を免除されるだけで、まだ実際に試験所に行って、正式に運転免許の申請を提出し、学科試験を受けなければなりません。
政府に運営されているからか、試験所のスケジュールが自動車学校ほどフレキシブルではなく、仕事を数時間休ませてもらい、平日の時間を予約するしかありませんでした。卒業後の数週間が完全に埋まっていたし、会社のイベントと被って一回リスケをしないといけなかったので、実際試験所に行けたのが自動車学校を卒業して約1ヶ月半でした。
毎日予約可能な時間帯は、朝と昼があり、僕は朝にしました。全体の流れが以下の通りでした:
- 試験当日の8時ぐらいに試験所につきました。
- 8時から9時までは申請の手続き。数十人が一緒に並んでいて、実質ほぼ一時間かかりました。
- 9時から10時までは試験を受けました。タブレットを利用した、モダンな試験形態でした。
- 10時から11時までは結果の発表と、免許のための写真の撮影。
- 11時から12時までは、免許の作成を待ちました。
- 12時からは、並んで免許を順番にもらいました。
毎日100人以上の運転手たちを世に出しているだけに、全体の流れが機械みたいに、順調に進みました。
試験戦略
オススメはしませんが、僕の試験戦略はMUSASIのオンライン模擬試験をひたすら受けることでした。「卒業前」の模擬試験を全部受け、「みんな苦手問題集」もたくさん解いてみました。
スケジューリング
自動車学校の入校から運転免許の取得まで、8ヶ月が経ちました。一日に教習をあまり詰めないようにしましたが、転職して普通のサラリーマンの生活を始めたら、さらに学校に通える時間帯少なくなりました。学校の9ヶ月の時間制限をオーバーしないように、スケジューリングを気をつけないといけませんでした。
言語の壁
今まで会ってきた他の日本語の非ネイティブたちと比べて、僕は日本語が上手いほうではないと分かっています。が、非ネイティブで日本語の自動車学校への入校を検討している方々には、日本語が流暢じゃなくても、自動車学校を通うには比較的高い聴解力と読解力が必要だと理解して欲しいです。
これからのこと
社会人として大したことないだと分かっていますが、自動車学校を卒業して運転免許を取得したことを誇りに思っています。なかなか落ち着くことができない場所や空間、みたことのない状況などを受け入れて対応する練習の機会を多く与えてくれました。特に、運転という行為や、規則正しくない生活にとても不向きな脳を持っている僕は、なおさら苦労して達成した出来事なんです。アメリカで免許を取得して16年が経った今は、ペーパードライバーの卒業に一歩近づいたと感じます。